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耐熱・耐久性試験用途 雰囲気熱処理サービス | サーマル化工株式会社
研究開発(R&D)・環境再現テスト対応

過酷な実証環境を、炉内で完全再現。1点から挑む、耐熱・耐久性試験の雰囲気熱処理。

200℃〜1120℃の精密温度管理と、水素・窒素・アルゴン等の高度な混合ガス制御。製品の限界に挑む新分野の研究開発・耐久テストを、24時間体制でバックアップします。

1点から
極小テスト大歓迎
200〜1120℃
ワイドな温度制御
24時間
特急対応・連続稼働
炉内雰囲気ガスシミュレータ
FLOWINGH₂ / N₂1120°C MAX

ガス露点・混合比・温度パターンを完全管理

DEW POINT: -76°CPRESSURE: 0.6Mpa

CHALLENGES

新素材開発や試験プロセスで、
こんなお困りごとはございませんか?

01

実証環境を再現できない

製品が実際に使用される「高温下かつ特殊ガスに晒される環境」を人工的に作り出し、限界耐性や劣化度合いを検証するための設備が社内にない。

炉内のガス調合や、露点制御が難しい…
02

実験用極小ロットで頼めない

「研究用の試験材1点のみ」「粉末をわずか数グラムだけ」といった極小テストを依頼したいが、量産メインの熱処理業者には断られてしまう。

最低発注量(MOQ)の壁にぶつかる…
03

温度変化のエビデンスがない

耐久テスト時の詳細な熱チャート履歴やガスの動的な挙動データ、露点管理データがなく、研究結果を社内・顧客に証明するデータ資料が不足している。

信頼性のあるチャートデータの出力が必要…
OUR MISSION

素材・精密部品の耐久・耐熱評価を強力サポート。
サーマル化工がその課題を解決します。

サーマル化工では、新素材や最先端部品の開発に伴う熱処理試験案件を、単なる「下請け」ではなく「共同開発パートナーとしての重要なミッション」と捉えています。

金属の品質向上にとどまらず、自動車、半導体、宇宙防衛、医療デバイスなどの多様な先端分野に貢献。16基の熱処理炉によるフレキシブルな並行試験と、長年蓄積された露点・流量の物理パラメータデータをフル活用し、お望みの試験環境を実現します。

16基保有するポット型熱処理炉
120時間最長可能連続熱処理実験

研究・開発取引実績

株式会社豊田中央研究所
株式会社本田技術研究所
ソニー株式会社
パナソニック株式会社
株式会社村田製作所
古野電気株式会社
AGC株式会社
リンテック株式会社
株式会社神戸製鋼所
国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)

ほか、大手メーカー様・国立研究機関様との研究開発取引実績を多数有しております。(敬称略・順不同)

OUR CAPABILITIES

再現性を極める。当社の耐熱・耐久試験技術

「保護ガス」としての扱いを超えた雰囲気制御。目的に沿った確実なデータを抽出します。

過酷な「混合ガス」使用環境の再現

窒素やアルゴンをベースに、水素や酸素を一定割合で精密に混合。高温下に加え、実際に排出される排ガス環境や特殊なガスに曝露される状況を忠実に炉内で再現できます。

水分量(露点)の意図的なコントロール

炉内の水素水分量(露点)を意図的にプラスからマイナス(-76℃〜+20℃)まで緻密に調整可能。あえて酸化皮膜を形成するウェット処理から完全ドライ還元まで、評価に必要な段階的な水分ストレスを再現します。

最長120時間の「限界耐久試験」

長期稼働時における金属・粉末組織の特性維持力を実証するため、最長で100時間から120時間に及ぶ長時間の炉内保持・熱処理実験に対応。過酷な劣化環境をテスト可能です。

独自の排気バブリング&安全設計

水素や特殊混合ガスを高温度帯で使用する際も、排出された試験ガスを水中でバブリング処理し安全に希釈排気。独自の安全管理設備により、事故リスクを排除して過酷な試験を完遂します。

EQUIPMENT

再現性を支える主要設備・技術

ピット型電気炉が並ぶ熱処理工場

ピット型電気炉

炉ごとに温度・ガス条件を独立設定。複数条件の並行試験や、長時間の連続保持に対応します。

デジタル指示調節計(データロガー)

デジタルチャートシステム(デジタル指示調節計)

昇温・保持・冷却の推移を秒単位で記録。CSV/PDF形式でエビデンスとしてご提出できます。

金属粉末・ペレットの水素還元熱処理

金属粉末、ペレットなど水素還元熱処理

当社では、特に純水素を活用した雰囲気熱処理に豊富な実績と知見を持ちます。金属粉末・ペレット材の機能性向上、耐久評価などもお任せください。

TECHNICAL RANGE

ガスの種類・温度帯・対応材質

実験条件を自由にカスタマイズ。当社の詳細な技術スペックと対応範囲です。

温度帯と温度精度

200℃ 〜 1120℃、精度 ±7〜15℃。段階的な低温保持から超高温の還元処理まで完全再現。

使用ガスの種類

水素(純水素99.999%)、窒素、アルゴン、酸素、液化窒素雰囲気、またはこれらを調合した混合雰囲気ガス。

調合ガスの混合比率

0.1:99.9 の極小ブレンド(メーカー別注ガス)に対応。途中工程で比率を変化させる動的制御も可(混合器使用)。

水分量(水素露点)制御

-76℃ 〜 +20℃の範囲。水分量による保護膜(酸化膜)の生成度テストやドライ雰囲気での完全脱炭特性試験を実現。

ガス圧力・流量

0.3 〜 0.6 MPa の加圧管理。ガスの物理的な流れ、置換圧力の調整による、粉体や微細素材の最適実証プロセス設計。

冷却速度と温度保持

-10℃/h(制御緩降温)から炉内自然冷却、特急急冷まで。R&Dデジタル温度チャートによる緻密な記録保証。

耐熱合金・特殊鋼

インコネル(718 / 750Xなど)、ハステロイ、特殊ステンレス全般(SUS630、オーステナイト系、フェライト系、析出硬化材など)の時効硬化・応力除去テスト。

軟磁性材料・電磁鋼板

PBパーマロイ、パーメンジュール、純鉄、コバール、モーターコア用電磁鋼板。磁気回路特性改善のための磁気焼鈍・応力緩和テスト。

銅材料・非鉄高熱材

純銅、ベリリウム銅、マンガニン、アルミニウム等。焼鈍材不足を克服する「オリジナルなまし加工」の検証、応力歪みとりなど。

金属粉体・ナノ結晶材料

Cuナノ粒子、希土類金属粉末、ジルコニア粉末、チタン粉末等。表面積が大きく吸湿性の高い粉体の確実な「芯まで還元」熱処理実験。

CASE STUDIES

技術提案・実証テスト実績

再現テストを成功させ、新たな金属性能を引き出した代表的なR&D事例です。

希土類・粉末リサイクル

金属粉末・レアメタルの「水素還元・酸化除去」テスト

粉末純鉄や希土類金属など、空気中の酸素・水分と結合しやすいデリケートな粉体材料の不純物除去と、安全な置換手順による脱酸素リサイクル試験を成功させました。

BEFORE表面酸化、コンタミ、変色あり
AFTERほぼ完全な不純物・酸化皮膜の除去をクリア
環境ガス・露点制御

ウェット&ドライ水素雰囲気による「極低脱炭」試験

プラス露点のウェット水素(水分量の多い水素ガス)を1段階目に使用し、2段階目にドライ水素(露点マイナス40℃以下)で焼きなますことで、炭素量を極限(0.004%以下)に落とす脱炭特性を実証。

BEFORE不均一な炭素含有、残留応力の残存
AFTER極めて均一な極低炭素組織・高磁気特性を実現
素材・化学メーカー

各種素材の耐久評価

金属粉末、ペレットなど水素還元熱処理をおこなうことでの機能性向上を目的とした試験を受託しています。また、素材を長時間の高温域や還元性雰囲気下(水素)での耐久評価も行うことが可能です。

BEFORE高温・還元性雰囲気下での特性変化が未検証
AFTER還元による機能性向上と長時間耐久性をデータで実証

FAQ

耐久試験・熱処理のご相談に関するよくある質問